Technics EAH-AZ100 詳細レビュー
🎧 Technics EAH-AZ100 詳細レビュー
🔊【音質:極めて高精細・上質】
Technicsの音作りは「原音忠実」を掲げており、AZ100もその哲学をしっかり受け継いでいます。
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高域の伸び:ピアノやバイオリンなどの高音が非常に繊細。耳障りな尖りはなく、自然に空間に溶けるような印象。
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中音域の明瞭さ:ボーカルの距離感が適度で、声の息遣いや響きまでリアルに再現される。J-POPやアコースティック系と相性抜群。
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低音の深みと質感:重低音がドンと鳴るタイプではなく、あくまで締まりと深み重視。ヒップホップやEDMでも「鳴り過ぎない」バランスが心地よい。
🎵 LDAC対応(96kHz/24bit)で音質が爆発的に向上:
LDAC接続時は音場の広がりや定位が一段階アップ。まるでスタジオモニターのような定位感。
🔇【ノイズキャンセリング:実用性十分・自然な外音取り込み】
ハイブリッド構造+アダプティブ制御
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ANC性能は「完全な静寂」というよりも「自然な静けさ」。電車・カフェ・屋外での低周波ノイズをきれいに除去。
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周囲の環境音に応じてANC強度が自動調整されるアダプティブ制御は実用的。音質を犠牲にしない点が好印象。
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外音取り込みモードは非常に自然。自分の声がこもらず、違和感なく会話できる(骨伝導的な効果ではなく空気感に近い)。
👂【装着感:コンパクトで長時間も快適】
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AZ100は片耳約4gの軽量設計。旧モデルのAZ60よりも明らかに小さく、耳の小さな人にも合いやすい。
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耳のくぼみに自然とフィットする形状で、遮音性も良好。
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シリコンチップのバリエーションが豊富(5サイズ)。密閉感と快適性を両立可能。
📌 通気構造の工夫で「耳詰まり感」が少ないのも魅力。
📱【操作性・アプリ連携】
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タッチセンサーの反応は良好。再生/停止/ノイキャン切り替えなど基本操作は問題なし。
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専用アプリ「Technics Audio Connect」は多機能だが、やや設定が細かいため初見で戸惑う場合も。
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ノイキャン・外音モードの強度調整
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LDAC切り替え
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自動電源OFF設定
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マルチポイント接続設定 などが可能
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📌 ただし、ファームウェアアップデートで操作性は改善傾向あり。
🎙【マイク・通話性能:非常に高水準】
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「JustMyVoice™」テクノロジーが騒音下でも自分の声だけを正確に拾う。
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テレワーク、電話会議、屋外通話などでも明瞭度が高く、相手にストレスを感じさせにくい。
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運転中や風のある屋外でも比較的しっかり声を拾ってくれる。
🔋【バッテリー性能:日常使いには十分】
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イヤホン単体:最大約7時間(ANC ON)/約7.5時間(ANC OFF)
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ケース併用:最大約25時間前後
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急速充電にも対応(15分充電で70分使用可能)
※LDAC使用時はやや短くなる点に注意。
🌐【その他特徴】
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マルチポイント対応(3台):スマホとPCの同時接続が便利。ただ3台以上はLDACはできない
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IPX4の防滴性能:運動や軽い雨でも安心。
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Google Fast Pair / Alexa / Siri対応で音声アシスタント呼び出しもOK。
✅ 総評:Technics EAH-AZ100は「音楽を楽しむ大人」のための一台
評価項目 | 内容 |
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音質 | ★★★★★ ハイレゾ相当、空気感まで再現 |
ノイズキャンセリング | ★★★★☆ 実用十分、自然な制御 |
装着感 | ★★★★★ 小型軽量&高フィット感 |
通話性能 | ★★★★★ ノイズに強く、声がクリア |
操作性・アプリ | ★★★★☆ 機能多めでやや学習必要 |
バッテリー | ★★★★☆ 平均以上、急速充電対応 |
🎯 こんな人におすすめ
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高音質ワイヤレスイヤホンで妥協したくない
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小さくて軽いけどしっかりノイキャンも欲しい
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通話・会議などでのクリアな音声が重要
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Technicsブランドに信頼がある音楽好き
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